【大阪市】貨幣の歴史・鋳造の歴史『造幣博物館』

○概要
館内には、創業当時をしのぶガス灯や大判・小判などの古銭をはじめ、明治以降の我が国の貨幣・外国貨幣のほか勲章・メダルなどを展示しています。
また金塊・銀塊をさわったり、貨幣袋を持ち上げる体験コーナーもあります。

この造幣局は大阪にあり、大阪本局と呼ばれています。同館は 1871年(明治3年)に設営された施設で、建物はレンガ造りの西洋式となっており周りにはガス灯など、当時の面影が今でも残っています。
造幣局には博物館以外にも観光できるところがあります。建物の周りには多くの桜が植えられており、日本のさくら名所100選に選定されているそうです。毎年4月中旬に敷地内の一部がお花見の為に解放されたりもします。

今回の博物館に入る際は受付で自分の個人情報を書き、見学者だと分かるバッジを着けて入ることができます。東京の貨幣博物館同様にお金を取り扱ってるとセキュリティーが厳しくなるようですね。
○基本情報
・入場料金
無料
・営業時間
9:00~16時45分(入館は16時まで)
・休館日
原則通年開館(年末年始及び展示品の入替日等は休館)
・アクセス
〒530-0043 大阪府大阪市北区天満1-1-79
(京阪電車・谷町線「天満橋駅」から徒歩15分、
堺筋線「南森町」から徒歩15分、JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩15分、
JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩15分)
・鋳造技術の近代化

造幣博物館は2階・3階のフロアに分かれて展示がされています。まず初めに2階の展示フロアについて。2階の展示フロアには造幣局の歴史をメインに取り扱っています。
階段を登ると造幣局誕生の為に尽力した人たちのメダル?が飾られています。井上馨や伊藤博文などなど明治の歴史を語るうえで欠かせない人たちが紹介されています。メダルも金色で美しく照明も薄暗めで厳かな雰囲気が漂っています。
更に奥へ進むと造幣局の歴史を築きあげてきた物品が展示されています。縮彫機・圧印機など、創業当時に構内に立てられていたガス燈のひとつも展示されています。今現在、造幣局のみならずメーカーでも使われる機械での鋳造は当時にとっては目新しく画期的な物だったのです。そして、展示されているひとつひとつが美しく観ていて飽きなかったです。
・世界の貨幣

3階の展示室には世界の、日本の貨幣が展示されています。東京の貨幣博物館同様に有名な和同開珎や江戸時代で使われていた金貨・銀貨も展示されています。
ですが、貨幣博物館と違うのはオリンピックなどのメダルや世界中の変わったメダルも展示されています。宝石の入ったメダル、ディズニーやスターウォーズなどキャラクターが刻まれたメダルなどファンからしたら喉から手が出るほど欲しいような物も展示されています。
・さいごに
今回の造幣局は工場見学もすることが出来ます。行った時は工場見学しなかったのでまた行った時はしたいと思ってます。
面白いのがミュージアムショップがとても充実しています。造幣局限定のお菓子や物が買えたりします。オンラインショップもあるので気になる方は是非アクセスしてみてください。

・公式HP