【山形市】昔は海だった!?『山形県立博物館』

○概要

 山形県立博物館は山形県の文化・自然・歴史を紹介する総体的に展示している総合博物館です。展示は3つに分けられており、山形県の自然を展示した第1展示室、歴史をメインに展示している第2展示室、文化・風俗を展示した第3展示室に分けられています。

 

 定期的に特別展示やプライム展示が変わったり、講座・解説会も参加が出来るなど(予約必要な場合有)、イベントも多く開催しています。

 

○基本情報

・入場料

 大人:300円 子供:150円 団体(20名以上)の場合は割引あり

・休館日

 月曜日(祝日の場合は翌日)

 年末年始

開館時間

 9:00~16:30(入館は16:00まで)

・アクセス

 〒990-0041

 山形市緑町二丁目2番8号

 (JR『山形駅』より徒歩10分)

  

○今も健在、山形の豊かな自然

 第1展示室では山形の豊かな自然が紹介されています。自然界の頂点に立つイヌワシや庄内海岸に現れるオサガメなどの剥製、昔の山形に生息していたヤマガタカイギュウの化石などが展示されています。

 

 古生代[1]今から約5億4000万年~約2億5190万年前の時代区分は今のアジア大陸とは姿が全然異なっていたそうです。アジアのいくつかの大陸はまだ海の底にありました。ジュラ紀には火星活動によって今の日本列島の形を形成していったのだとか。

 

 昔は今よりも暖かったこともあり海の割合が多く、東京の昭島市でもクジラの化石が見つかったりするので、今は陸地になっているところから海の生物の化石が見つかることは不思議でないということが分かります。

 

○山形の歴史を辿る

 山形には4万年前にヒトが住み始め山形県の人類史は始まります。1~2万年前から気候は温暖になっていき、縄文時代に入ります。

 

 山形県の村山市の古道遺跡や落合遺跡から縄文時代中期の土器が見つかるなど、ヒトが生活していた痕跡を見ることが出来ます。

 また、特別展示として国宝に指定されている『縄文の女神』を観ることが出来ます。1992年に道路建設の為の発掘調査で縄文の女神像が発掘され、それ以外にも竪穴住居や大量に破棄された土器なども見つかっています。

  

 縄文の女神像は高さ45㎝で結構でかいです。完形立像土偶としては最大の大きさであり、縄文時代の土偶のひとつの到達点を示す優品と評価され、2012年にこれらの発掘品は国宝として指定されました。

 

  山形と言えば稲作ではないでしょうか。稲作で使われていた道具、農家のいろりばたのジオラマなどの展示など昔の山形の人たちの生活を観ることが出来ます。

 

○昔懐かしい山形の民芸品

 山形県には色々な名産品があります。画像にあるこけし、将棋なども山形は有名です。山形は全国的にも積雪量が多い地域でもあり、地域に対応した文化も知ることが出来ます。

 

 明治時代になると電灯や鉄道も敷設されるなど欧米の文化が急速に取り入れられていきます。第3展示室では明治時代以降の歴史も紹介されています。「大東亜戦争割引国債債券」など戦時中のものも展示がされております。

 

○さいごに

 今回の山形県立博物館は総合的な展示をしていることもあり山形の事を体系的に知ることが出来ます。また、分館として「山形教育史料館」もあるのでそちらにも是非行って見てください。

 

 山形県立博物館の周りには他にも博物館・史料館が多数あります。昔に県庁舎として使われていた『文翔館』や初代出羽山形藩主を取り扱った『最上義光歴史館』などなど。山形市街には100円の循環バスもあるので観光するのに便利です。

   

○公式HP

山形県立博物館

  

○脚注

○脚注
1 今から約5億4000万年~約2億5190万年前の時代区分

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